ランニングダイナミクスデータとカラーゲージ

Garminが実施した異なるレベルのランナーの調査結果では、レッドからオレンジのゾーンの値のランナーは典型的な経験不足で遅いランナーであり、グリーン、ブルー、パープルのゾーンの値のランナーは典型的な経験豊富で速いランナーであることを示しています。経験豊富で速いランナーほど、接地時間(GCT)が短く、上下動と上下動比が小さく、ピッチが速い傾向があります。例外的に、背の高いランナーはわずかにピッチが遅く、歩幅が長く、上下動が大きくなる傾向があります。上下動比は、上下動÷歩幅で求められる割合(%)です。身長との相関関係はありません。

ランニングダイナミクスのデータ解釈や理論は、走法などにより一様ではありません。それらに関する情報は、専門の書籍やウェブサイト等をご覧ください。

カラーゾーン

パーセンタイル

ピッチ

パープル

95超(上位5%)

183 spm超

ブルー

70~95(上位6~30%)

174~183 spm

グリーン

30~69(上位31~70%)

164~173 spm

オレンジ

5~29(上位71~95%)

153~163 spm

レッド

5未満(下位5%)

153 spm未満