FrontVü深度アラームを設定する
FrontVü深度アラームは状況認識のみに使用されるツールであり、すべての状況において座礁を回避できるわけではありません。 船舶を安全に運航させることは船舶操縦者の義務です。
アラーム音を鳴らすには、発信音 設定をオンにする必要があります (Sounds and Display Settings)。 アラーム音を設定しないと、負傷または物的損害の原因になる可能性があります。
このアラームはPanoptix™ FrontVü振動子でのみ使用できます。
深度が指定されたレベルを下回った場合に音が鳴るようにアラームを設定できます。 最良の結果を得るには、前方衝突アラームを使用するときは船首オフセットを設定する必要があります (船首オフセットを設定する)。
- FrontVüソナー表示から、 の順に選択します。
- オンを選択します。
- アラームをトリガーする深度を入力し、完了を選択します。
FrontVüの画面に、アラームが設定されている深度の深度線が表示されます。 安全な深度の場合、線は緑色で表示されます。 前方の範囲によって得られる反応時間の猶予(10秒)よりも速く移動しているときは、線が黄色に変わります。 システムが障害物を検出した場合、または深度が入力値を下回る場合、線が赤色に変わり、アラームが鳴ります。
速度が8ノットを超えると、FrontVüソナーで座礁を効果的に回避できる能力が低下します。
親トピック: LiveVü前方およびFrontVüソナー設定