イグニッションスイッチで電源を接続する

この接続方法は、スキーボート、ウェイクボートや同様のスポーツ、エンジンの電源オン/オフが高い頻度で行われるレジャー用船舶などで、よく利用されています。これらの設置環境では、音楽を停止してエンジンを再始動した後、できるだけ早く再生を再開できるように、スタンバイ時間と始動時間を短くすることが望まれます。スタンバイモードの場合、ステレオの消費電力は最大350 mAです。船舶を使用していないときにバッテリーが消耗しないように、電源ケーブルはサーキットブレーカーまたは手動スイッチ経由で接続する必要があります。

  1. 次の図を参考として、ケーブル接続を検討してください。

    配線図(コールアウト付き)

    アイテム

    説明

    1

    黄色のケーブル

    このケーブルは、イグニッションまたはACCスイッチと同じ電源に接続する必要があります。

    2

    赤いケーブル

    このケーブルは、イグニッションまたはACCスイッチに接続してから、黄色のケーブルと同じ電源に接続する必要があります。

    3

    1 Aヒューズ(別売)

    赤いケーブルをイグニッションまたはACCスイッチに接続する前に、このヒューズを赤いケーブルに取り付ける必要があります。

    4

    イグニションまたはACCスイッチ

    このスイッチに赤いケーブルを接続すると、エンジンの電源をオフにしたときに、ステレオが低電力スタンバイモードになるため、エンジンの電源を再度オンにしたときに迅速にステレオを始動できます。

    5

    黒いケーブル

    アース(-)

    6

    25 Aヒューズ(別売)

    25 Aサーキットブレーカー 7 経由で電源に接続できない場合、このヒューズが必要になります。

    7

    25 Aサーキットブレーカーまたは手動スイッチ

    サーキットブレーカーが使用できない場合、黄色のケーブルに25 Aヒューズ 6 を接続する必要があります。船舶を使用していない時にステレオをオフにできるように、手動スイッチを使用して黄色のケーブルを電源に接続してください。

  2. 必要に応じてすべてのケーブルを、ステレオワイヤハーネス、イグニッションスイッチ、ACCスイッチ、サーキットブレーカー、および電源に配線します。

    すべての裸線の接続が確立されるまで、ワイヤハーネスをステレオに接続しないでください。

  3. 赤と黄色のケーブルに必要なすべてのヒューズを取り付けます。
  4. ワイヤハーネスをステレオに接続します。
イグニッションスイッチをオンにすると、ステレオが他のアクセサリ機器とともにオンになります。イグニッションスイッチをオフにすると、ステレオが低電力スタンバイモードになります。
注意事項

船舶を長期間使用しない場合は、バッテリーの消耗を避けるため、黄色のケーブルのサーキットブレーカーまたは手動スイッチを使用してステレオをオフにしてください。

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8月 2025