タッキングアシスト
風上に進んでいる場合、タッキングアシスト機能を使用して風向きがリフトかヘッダーかを判断できます。タッキングアシスト機能を校正すると、デバイスは船舶のスターボードタック①とポートタック②のCOG(対地方位)を記録し、この値を使用して真の風向きの平均③と船舶のタッキング角度④を計算します。
このデータを使用して、風の振れがリフトかヘッダーかが判断されます。
初期設定では、タッキングアシスト機能は自動に設定され、スターボードタックまたはポートタックのCOGが校正されるたびに、タッキング角度と真の風向きが再計算されます。また、タッキングアシスト設定を変更して、固定のタッキング角度や真の風向きを入力することもできます。
注意:タッキングアシスト機能では、GPSの位置情報を基にしたCOG を使用してコースを決定しています。潮流など船舶の方向に影響を与える可能性のある他の要因については把握できません。
- ウォッチフェイスページでSTARTキーを押します。
- [ヨットレース]または[ヨット]を選択します。
- UPキーまたはDOWNキーを押して、タッキングアシスト画面を表示します。
- STARTキーを押します。
- 次のオプションを選択します。
- スターボードタックの場合は、STARTキーを押します。
- ポートタックの場合は、DOWNキーを押します。
- ヒント:スターボードタックとは、船舶の右側(スターボード側)から風を受けて進む状態、ポートタックとは、船舶の左側(ポート側)から風を受けて進む状態を言います。
- 校正が終わるまでしばらく待ちます。
- 矢印が表示され、風向きがリフトかヘッダーかが表示されます。