Jumpマスター

警告

Jumpマスターは、熟練したスカイダイバーのための機能です。本製品およびJumpマスターの機能をスカイダイビングの高度計の代わりとして使用してはいけません。本機能の誤った使用や操作などにより、使用者が死亡または重傷を負うおそれがあります。

Jumpマスターは主にミリタリー向けのスカイダイビング機能です。この機能では、ミリタリーガイドラインに従いリリース高度地点(HARP)を計算します。気圧計と電子コンパスによりジャンプを自動検知し、着地点(DIP)に向かうナビゲーションを開始します。

Jumpタイプ

Jumpタイプは、HAHO、HALO、Staticの3つのタイプから選択します。選択したJumpタイプにより、追加で入力が必要な情報が異なります。すべてのJumpタイプで、落下高度と開始高度(パラシュートを開く高度)は対地高度(AGL)を表します。(計測単位はフィート)

HAHO高高度降下高高度開傘。高高度で降下し、高高度でパラシュートを開傘する。DIPと落下高度を1,000フィート以上に設定する必要がある。落下高度と開始高度は同一とみなされる。HAHOでの一般的な落下高度は対地高度で12,000~24,000フィート。

HALO高高度降下低高度開傘。高高度で降下し、低高度でパラシュートを開傘する。HAHOで必要なJump情報に加え、開始高度の入力が必要となる。開始高度が落下高度を上回ってはならない。HALOでの一般的な開始高度は対地高度で2,000~6,000フィート。

Staticジャンプ中の風速と風向きが一定とみなされるジャンプ(スタティックラインジャンプ)。落下高度は1,000フィート以上に設定する必要がある。