ランニングダイナミクスデータとカラーゲージ
ランニングダイナミクスページのメインデータ項目には、カラーゲージが表示されます。カラーゲージの表示に対応するデータ項目は、ピッチ、上下動、接地時間(GCT)、GCTバランス、上下動比です。カラーゲージは、ユーザーのランニングダイナミクスデータが他のランナーのデータと比較してどのあたりに位置するのかを示すものです。カラーゾーンはパーセンタイルに基づきます。
Garminが実施した異なるレベルのランナーの調査結果では、レッドからオレンジのゾーンの値のランナーは典型的な経験不足で遅いランナーであり、グリーン、ブルー、パープルのゾーンの値のランナーは典型的な経験豊富で速いランナーであることを示しています。経験豊富で速いランナーほど、接地時間(GCT)が短く、上下動と上下動比が小さく、ピッチが速い傾向があります。例外的に、背の高いランナーはわずかにピッチが遅く、歩幅が長く、上下動が大きくなる傾向があります。上下動比は、上下動÷歩幅で求められる割合(%)です。身長との相関関係はありません。
ランニングダイナミクスについて、詳しくはGarmin.com/runningdynamicsをご参照ください。ランニングダイナミクスのデータ解釈や理論は、走法などにより一様ではありません。それらに関する情報は、専門の書籍やウェブサイト等をご覧ください。
カラーゾーン |
パーセンタイル |
ピッチ |
接地時間 |
パープル |
95超 |
183 spm超 |
218 ms未満 |
ブルー |
70~95 |
174~183 spm |
218~248 ms |
グリーン |
30~69 |
164~173 spm |
249~277 ms |
オレンジ |
5~29 |
153~163 spm |
278~308 ms |
レッド |
5未満 |
153 spm未満 |
308 ms超 |