ヨット
タッキングアシスト
注意
本製品のタックアシスト機能は、GPSに基づく対地方位を判断しており、潮流や潮汐など、船の向きに影響を与える他の要因は考慮されていません。船舶の安全かつ慎重な操縦については、ユーザーが責任を負います。
風上に進んでいる場合、タッキングアシスト機能を使用して風向きがリフトかヘッダーかを判断できます。タッキングアシスト機能を校正すると、デバイスは船舶のスターボードタック
とポートタック
のCOG(対地方位)を記録し、これら2つの値の平均を使用して真の風向きの平均
と船舶のタッキング角度
を計算します。

このデータを使用して、風の振れがリフトかヘッダーかが判断されます。
デフォルトの設定では、タッキングアシスト機能は自動に設定され、スターボードタックまたはポートタックのCOGが校正されるたびに、タッキング角度と真の風向きが再計算されます。また、タッキングアシスト設定を変更して、固定のタッキング角度や真の風向きを入力することもできます。
タッキングアシストを校正する
船のポート、スターボード、または両舷の校正を行うことができます。
- ウォッチフェイスページで
を押します。 - [アクティビティ]>[ウォータースポーツ]の順に選択します。
- [ヨット]または[ヨットレース]を選択します。
-
または
を押して、タッキングアシスト画面を表示します。- 注意:必要な場合はタッキングアシスト画面をトレーニングページに追加してください。( トレーニングページをカスタマイズする)
- [コントロール]を選択します。
- 次のオプションを選択します。
- スターボードタックの場合は、[スターボード]を選択します。
- ポートタックの場合は、[ポート]を選択します。
- ヒント:スターボードタックとは、船舶の右側(スターボード側)から風を受けて進む状態、ポートタックとは、船舶の左側(ポート側)から風を受けて進む状態を言います。
- 校正が終わるまでしばらく待ちます。
- 矢印が表示され、風向きがリフトかヘッダーかが表示されます。
- 手順6~7を繰り返して反対側の舷も校正します。(任意)
- 校正が完了したら
を押します。
タッキング角度の固定値を入力する
タッキングアシストで船の片側のみを校正する場合は、タッキング角度を手動で入力する必要があります。
- ウォッチフェイスページで
を押します。 - [アクティビティ]>[ウォータースポーツ]の順に選択します。
- [ヨット]または[ヨットレース]を選択します。
-
または
を押して、タッキングアシスト画面を表示します。 -
を長押しします。 - [タッキング角度]>[アングル]の順に選択します。
- 値を入力します。
真の風向を入力する
タッキングアシストで船の片側のみを校正する場合は、真の風向を手動で入力する必要があります。船の両舷を校正する場合は、真の風向を自動に設定する必要があります。
- ウォッチフェイスページで
を押します。 - [アクティビティ]>[ウォータースポーツ]の順に選択します。
- [ヨット]または[ヨットレース]を選択します。
-
を長押しします。 - [真の風向]を選択します。
- 次のオプションを選択します。
- [自動]を選択します。
- [固定]を選択して値を入力します。