トレーニング効果

トレーニング効果（TE）とは、ユーザーの有酸素運動能力と無酸素運動能力にトレーニングがもたらす効果を数値で示すものです。トレーニング効果は、ユーザープロフィールと心拍数、アクティビティの継続時間や強度、アクティビティタイプ、運動中に蓄積したEPOC値を基に算出されます。数値はアクティビティ中にトレーニングページに表示可能なため、現在のトレーニングがどの程度自身のフィットネスに効果をもたらしているかをすぐに確認することができます。トレーニング効果のラベルは、アクティビティがもたらす主な効果を示します。各ラベルの色は、負荷バランスに対応しています（ 負荷バランス）。各フィードバックフレーズ（例:VO2 Maxの更なる向上）の詳細は、Garmin Connectアカウントで確認できます。

トレーニング効果の測定には、光学式心拍計または別売のベルト式心拍計で心拍データを取得してアクティビティを行う必要があります。

有酸素トレーニング効果（有酸素TE）は、アクティビティ中の心拍データから、トレーニングがもたらす有酸素運動への影響を計測し、フィットネスレベルの維持や向上に対する効果を示します。中強度の一定したペースで行う運動や、180秒以上継続して運動するインターバルを含むワークアウトは、有酸素性エネルギー代謝を促し、有酸素運動能力に高い向上効果をもたらします。

無酸素トレーニング効果（無酸素TE）は、アクティビティ中の心拍データとスピード（またはパワー）から、トレーニングがもたらすきわめて高い強度の運動に対するユーザーの能力やパフォーマンスへの効果を示します。10秒から120秒までの短いインターバルを高強度で繰り返し行うワークアウトは、無酸素性キャパシティの向上にかなり高い効果をもたらします。

トレーニング効果を確認する

トレーニング効果は、次のいずれかの方法で確認します。

• アクティビティのトレーニングページに表示する（ トレーニングページ）
• アクティビティのデータ保存後、パフォーマンス測定結果から確認する
• 履歴から確認する

履歴からトレーニング効果を確認する

1. ウォッチフェイスページでMENUキーを長押しして、メニューページを表示します。
2. [履歴]＞[アクティビティ]の順に選択します。
3. 一覧からトレーニング効果を確認するアクティビティを選択します。
4. キーを押してオプションを表示します。
5. [トレーニング効果]を選択します。

• ラベル①の色は、このアクティビティが負荷バランスにおいてどの運動カテゴリーに分類されたかを示します。ラベルに表示されるテキストは、トレーニングの強度とフィットネスに与える効果を示します。

6. UPキーまたはDOWNキーでページをスクロールすると、有酸素トレーニング効果と無酸素トレーニング効果の数値とフィットネスへの効果を確認できます。

トレーニング効果に関する情報は、 Firstbeat Analytics により提供・サポートされています。詳しくは、https://www.firstbeat.com/をご覧ください。