トレーニングの目標と心拍ゾーン

自身のトレーニングレベルを測る際には、心拍ゾーンが計測のよい指標となります。

心拍数は、運動強度を客観的に測るための一つの物差しです。トレーニングの目標に合った適切な心拍ゾーンでトレーニングを行うことで、心肺機能の向上に役立つほか、オーバートレーニングを防いだり、けがのリスクを減らすことができます。

一般的に、心拍ゾーンは最大心拍数に対する割合を基に計算され、ゾーン1~ゾーン5の5つのゾーンに分けられます。ゾーンの数字が大きいほど運動強度が高いことを示します。

心拍ゾーン参考表では、心拍ゾーンのゾーン別の状態と効果を確認することができます。(34 ページ 心拍ゾーン参考表

最大心拍数は、あらかじめ220 -(年齢)で求められた推定値が使用されています。

自身の正確な最大心拍数が分からない場合は、インターネット等で計算方法をお調べください。または、ジムや専門の医療機関で最大心拍数を計測するテストを行っていることがあります。

心拍ゾーンを設定する

ラン/バイク/スイムのアクティビティ別に、心拍ゾーンを設定できます。アクティビティ中の消費カロリーをより正確に計測するために、最大心拍数を設定してください。各心拍ゾーンの値と、安静時心拍数は、手動で入力することもできます。また、Garmin Connectアカウントでも数値を調整できます。

  1. MENUキーを長押しします。
  2. [ユーザープロフィール][心拍とパワーゾーン][心拍]の順に選択します。
  3. [最大心拍数]を選択して、ユーザーの最大心拍数を入力します。
  4. [ LTHR ]を選択して、ユーザーの乳酸閾値心拍数を入力します。
  5. [安静時心拍][カスタム]の順に選択して、ユーザーの安静時心拍数を入力します。
    • デバイスで測定した平均安静時心拍数の値を使用するか、任意の値を入力します。
  6. [ゾーン][基準]の順に選択します。
    • [ bpm ] bpm(1分間の拍動の数)を基準に設定します。
    • [ %Max ] 最大心拍数に対する割合(%)を基準に設定します。
    • [ %HRR ] 心拍予備量に対する割合(%)を基準に設定します。( 心拍予備量 = 最大心拍数 - 安静時心拍数 )
    • [%LTHR] 乳酸閾値心拍数に対する割合(%)を基準に設定します。
  7. 必要な場合は、[ゾーン]を選択して、各ゾーンの数値を入力します。
  8. カスタムで入力した心拍ゾーンを初期値にリセットするには、[ゾーンリセット]を選択します。
  9. [スポーツ心拍を追加]を選択して、スポーツタイプ別の心拍ゾーンを設定します。(任意)

心拍ゾーンの自動設定

初期設定では、最大心拍数を基に心拍ゾーンが自動で設定されます。

  • ユーザープロフィールが正しく設定されていることをお確かめください。( ユーザープロフィールを設定する
  • 心拍計を使用して、定期的にランニングアクティビティを実行してください。
  • Garmin Connectアカウントで利用可能な心拍数のトレーニングプランを実行してください。
  • Garmin Connectアカウントで心拍ゾーン別のタイムと心拍数の推移を確認できます。

心拍ゾーン参考表

最大心拍数に対する割合(%Max)を基準にした場合の心拍ゾーン別の状態と効果

ゾーン

%Max

状態

効果

1

50-60%

  • 心身ともにリラックスしたペース
  • リズミカルな呼吸で、会話に支障がない

【有酸素性能力の基礎作り】

  • 有酸素性能力向上の初期レベルのトレーニング
  • ストレスの軽減

2

60-70%

  • 快適さを感じるペース
  • 少し呼吸が深くなるが、会話は可能

【心肺機能の向上】

  • 心肺機能向上の基本となるトレーニング
  • 脂肪燃焼に効果的
  • 高強度トレーニング後の休息に適したペース

3

70-80%

  • マラソンをするような標準のペース
  • 会話を続けるのが難しくなる

【有酸素性能力の向上】

  • 心肺機能向上に最適なトレーニング
  • 持久力の向上

4

80-90%

  • ややきついペース
  • 呼吸が力強くなり会話することができない

【無酸素性能力の向上】

  • 無酸素性作業閾値の向上
  • スピードの向上

5

90-100%

  • 全速力の速さで、長時間維持することはできないペース
  • 呼吸が相当きつい

【無酸素性持久力の向上】

  • 瞬発力、筋持久力の向上