VO2 Max(最大酸素摂取量)

VO2 Max(最大酸素摂取量)とは、人が体内に取り込むことのできる酸素の一分間あたりの最大量です。単位は、ml/kg/分で、一分間で体重 1 キログラムあたり何ミリリットルの酸素を摂取できるかを表します。つまり VO2 Max は運動能力の指標であり、自身のフィットネスレベルを向上させるために増やす必要があります。VO2 Max測定機能は、Firstbeat により提供・サポートされています。VO2 Max の測定には、対応するハートレートセンサー(心拍計)とパワー計(別売)をデバイスにペアリングして接続する必要があります。

VO2 Maxを測定する

VO2 Max の測定には、対応するハートレートセンサー(心拍計)とパワー計(別売)をデバイスにペアリングして接続する必要があります( ワイヤレスセンサーをペアリングする)。測定精度向上のため、ユーザープロフィール( ユーザープロフィール)と心拍ゾーン( 心拍ゾーンを設定する)を正しく設定してください。

注意:初めのうちは測定値が不正確な場合があります。トレーニングを複数回行うことで、デバイスがユーザーのパフォーマンスを学習し、測定精度が向上します。

  1. 屋外でライドを開始し、一定のペースで高強度のトレーニングを 20 分間以上行います。
  2. トレーニングを終了し、アクティビティのデータを保存します。
  3. ホーム画面から [マイデータ][トレーニングステータス]の順に選択します。
  4. 画面をスワイプして VO2 Max を確認します。
    • VO2 Maxは、数値とレベル別に分類されたカラーゲージで表示されます。

カラーゲージ

レベル

 パープル

優れている

 ブルー

非常に良い

 グリーン

良い

 オレンジ

普通

 レッド

悪い または 非常に悪い

本データは、The Cooper Institute®の許可のもと提供されています。詳しくは、 VO2 Maxレベル分類表 および www.CooperInstitute.orgをご覧ください。

サイクリングVO2 Max測定に関するヒント

より正確なVO2 Max測定のため、次のことをご確認ください。

  • デバイスおよびペアリング済みの心拍計とパワー計が正常に動作することを確認し、バッテリー残量が十分な状態でトレーニングを行ってください。
  • 心拍数やパワー出力の変動が激しいトレーニングでは、正確な値が測定できないことがあります。一定のペースを維持してください。
  • 20 分間のトレーニングの間、最大心拍数の 70%よりも高い心拍数を維持してください。
  • 20 分間のトレーニングの間、一定のパワー出力を維持してください。
  • 起伏の多い地形の走行は避けてください。
  • ドラフティング走行を多用するグループ走行は避けてください。

パフォーマンスの高度適応と暑熱適応

高地で測定された VO2 Max は低地で測定された値より低くなるといったように、標高または気温などの環境要因はユーザーのパフォーマンスに影響を及ぼします。デバイスは、標高や気温の影響を考慮して VO2 Max の測定値とトレーニングステータスの測定結果を補正します。標高が 800m を超える環境にいる場合と、気温が 22℃より高い環境下でトレーニングした場合に、高度適応・暑熱適応が適用されデバイスに通知されます。

注意:暑熱適応は、接続済みスマートフォンで取得した気象データに基づいて、気温が 22℃より高い環境で GPS がオンのアクティビティを実行したときに適用されます。