サイクリングダイナミクス
合計パワー、ケイデンス、左/右バランスのほか、パワーフェーズやPCOをはじめとする高度なサイクリングダイナミクスを測定できます。これらのデータを分析して、フォームの改良につなげることもできます。
シッティング/ダンシングを検出してそれぞれの時間とパワー値を測定し、ポジションによる差異を確認できます。パワーフェーズはペダリングにおけるトルクのかかり始め、終わりを表示し、プラットフォームセンターオフセットはペダル面に対するトルクの分布を表示します。
注意:サイクリングダイナミクス機能を利用するには、別売のデュアルセンサーのGarminのパワー計(RallyまたはVector)とEdgeデバイスをANT+接続でペアリングして接続する必要があります。シングルセンサーのRally またはVectorは、サイクリングダイナミクス機能と左右バランス測定に対応していません。
詳しくはGarmin.co.jp/minisite/garmin-technology/cycling/をご参照ください。
サイクリングダイナミクスページ
サイクリングダイナミクス機能を利用するには、別売のデュアルセンサーのGarminのパワー計(RallyまたはVector)をデバイスにペアリングして接続する必要があります。
- デバイスにペアリング済みのパワー計(RallyまたはVector)を使用してアクティビティを開始します。
- トレーニングページをスクロールして、サイクリングダイナミクスページを表示します。
① パワーフェーズ(左右) ② 左右の合計パワー
③ プラットフォームセンターオフセット(左右) ④ データ項目(長押しでデータ項目変更)
パワーフェーズ
① パワーフェーズ(プラス)
プラスのパワーを出力している位置をブルーで表示します。
② パワーフェーズピーク
出力しているプラスのパワーのうち、全体の50パーセント(数値変更可能)のパワーを出力している位置を濃いブルーで表示します。
③ パワーフェーズ(マイナス)
パワー出力されていない位置をグレーで表示します。
④ パワー値
出力したパワー値を表示します。
注意:デバイスにペアリング済みのパワー計(RallyまたはVector)が接続されていない場合や、サイクリングダイナミクス機能非対応のパワー計が接続されている場合、パワーフェーズを示す図はグレーアウトします。
プラットフォームセンターオフセット(PCO)
① プラットフォームセンターオフセット
ペダルにかかる力がペダルの中心からどの程度離れているかをブルーとレッドの線で表示します。ブルーの線は、過去30秒のペダルの踏み込み位置、レッドの線は、過去10秒間の平均踏み込み位置を表します。ブルーの線が少ない方がほぼ一定の場所を踏み込んで効率よくペダリングできています。
② プラットフォームセンターオフセット値
ペダルの中心をゼロ0、外側をプラス+、内側をマイナス-として、プラットフォームセンターオフセットを数値化して表示します。単位はミリメートル(mm)です。
注意:デバイスにペアリング済みのパワー計(RallyまたはVector)が接続されていない場合や、サイクリングダイナミクス機能非対応のパワー計が接続されている場合、プラットフォームセンターオフセットを示すペダル図は表示されず、代替のデータ項目としてパワーグラフが表示されます。