トランスミッターの取り付け位置
トランスミッターは、対応するダイブコンピュータとワイヤレスで通信します。陸上ではANTテクノロジーを使用します。水中ではソナー信号を使用します。特に水中では、身体やドライスーツ、ダイビング器材などが通信の妨げになることがあります。最適な受信のため、使用しているすべてのトランスミッターとダイブコンピュータの間に障害物がないようにしてください。身体や器材で通信を妨げないために、次のことをご確認ください。
- トランスミッターは、身体から7cm以上離して取り付けてください。
- タンクにトランスミッターを取り付ける際は、ダイブコンピュータを装着した手首と同じ側に取り付けてください。例えば、ダイブコンピュータを左手首に装着した場合は、トランスミッターをレギュレーターの左側に取り付ける必要があります。
- 最適な受信のために、背中の高い位置にタンクを装着する必要があります。これにより、トランスミッターは肩越しに良好な通信状態を保つことができます。
- もしタンクを下向きに装着し、レギュレーターの位置も下になる場合は、高圧ホースを使用してトランスミッターの位置を移動し、肩越しに通信できる状態にしてください。
- トランスミッターから信号を受信できない場合、受信できるまで腕を動かしてみてください。
- 別のダイバーからの信号が受信できない場合、受信できる位置に身体を移動したり、姿勢を変えてみてください。ダイブコンピュータと、他のダイバーの間にユーザー自身の身体があると、通信の妨げとなるおそれがあります。