ダイビングに関する警告

警告

このデバイスのダイビング機能は、有資格のダイバーのみが使用できます。

このデバイスだけをダイブコンピューターとして使用することは避けてください。このデバイスに適切なダイビングに関する情報を入力しなかった場合、死亡または重傷を負うおそれがあります。

デバイスの使用方法、表示内容、および制限事項について、必ず十分に理解してください。本マニュアルやデバイスに関して不明な点がある場合は、デバイスを着用してダイビングする前に、必ず不明な点を解消してください。ご自身の安全は、自分自身が担っていることを常に念頭に置いてください。

ダイブテーブルやダイブコンピューターを使って計画されたダイブプランに従っている場合であっても、常に減圧障害（DCI）のリスクが伴います。これはどのようなダイブプロフィールについても当てはまります。ダイブコンピューター、ダイブテーブル、その他の方法を使っても、減圧障害（DCI）や酸素中毒の可能性を完全には排除できません。使用される方の身体の状態は日々変化します。このデバイスではこのような差異は考慮されません。減圧障害（DCI）のリスクを最小限に抑えるために、このデバイスが示す制限値を十分下回る状態を維持することを強く推奨します。ダイビングする前に、ご自身の体調について医師にご相談ください。

ダイブコンピューターが算出する水面空気消費率（SAC）と残圧時間（ATR）は推定値であり、これらの値を唯一の情報源として依拠すべきではありません。

水深計、残圧計、タイマーやウォッチなどの機器を補助として常に使用してください。このデバイスを使用してダイビングする際には、必ずダイブテーブルを使用してください。

ダイビングを開始する前に、デバイスの動作や設定、ディスプレイの機能、バッテリーレベル、タンク圧力、ホースの空気漏れなどの安全確認を必ず実施してください。

タンク圧力やバッテリーの警告がダイブコンピューターに表示された場合は、ダイビングを直ちに中止し、安全のため水面に戻ってください。警告を無視した場合、死亡または重傷を負う可能性があります。

ダイビングを目的として、このデバイスを複数のユーザーで共有しないでください。ダイバーのプロフィールはユーザーに特有のものであり、他のダイバーのプロフィールを使用した場合、誤った情報が表示され、死亡または重傷を負うおそれがあります。

安全上の理由から、単独でのダイビングは絶対にしないでください。指定されたバディと一緒にダイビングしてください。減圧障害（DCI）の症状が遅れて現れたり、陸上での活動によって減圧障害（DCI）が誘発されることがあるため、ダイビング後も、しばらくの間は他の人と一緒に行動するようにしてください。

このデバイスは、潜水士やプロダイバーのダイビングを目的としたものではありません。レクリエーションのみを目的にしたものです。潜水士やプロダイバーは、減圧障害（DCI）のリスクが増大する水深や状況でダイビングする可能性があります。

自分自身でタンクの中身を確認し、ガス分析値をデバイスに必ず入力してから、ガスを使ったダイビングを実施してください。タンクの中身の確認と、デバイスへのガス分析値の入力を怠った場合、ダイビングプランが誤ったものとなり、死亡または重傷を負うおそれがあります。

複数本のタンクを使ったダイビングは、1本のタンクを使ったダイビングよりもはるかに大きなリスクがあります。複数本のタンクを使用したときに操作を間違えると、死亡または重傷を負うおそれがあります。

常に安全な浮上を行ってください。急激に浮上すると、減圧障害（DCI）のリスクが高まります。

トランシーバーは酸素クリーニング済みの製品ではありません。40％以上の酸素濃度ガスとともに使用しないでください。

このデバイスの減圧ロックアウト機能を無効にした場合、減圧障害（DCI）のリスクが高まり、死亡または重傷を負うおそれがあります。本機能を無効にする場合は、自己責任のもとで行ってください。

デバイスに表示される減圧停止に従わなかった場合、死亡または重傷を負うおそれがあります。表示された減圧停止の水深を超えて、絶対に浮上しないでください。

減圧停止が必要とされない場合でも、水深3～5メートル（9.8 ～ 16.4フィート）で3分間の安全停止を常に行ってください。

ダイブレディネス機能は一部の限られた要因をもとにレディネススコアを算出しており、ダイビングの安全性を保証するものではありません。ご自身の状態を十分に把握して安全にダイビングを計画または実行することは、ユーザーの責任です。これらのことを怠った場合、死亡または重傷を負うおそれがあります。